
大平正道(日本たぬき学会会長)
なぜ、信楽はたぬきが有名なの?
私の住んでいる甲賀市信楽には、10万体もの大小さまざまな焼き物の狸が並んでいます。
酒買小僧の狸はわらべ唄の「雨がしょぼしょぼ降る晩に豆狸が徳利もって酒買いに・・・」の風景を掛け軸に描かれていて、 この姿のたぬきの置物は、備前や常滑などでも、明治から大正時代にかけて焼かれていました。信楽狸はだれがつくったの?
日本一になった理由はいろいろあるでしょうが、そこで重要な役割を果たした人物が、信楽の陶芸家、藤原銕造です。
藤原銕造は、三重県阿山町の出身。明治9年の生まれですが、9才のとき伯父の京都清水焼の丸音陶房に引き取られ、12才のときからロクロをひいたと言われています。「をさなきとき あつめしからに なつかしも しがらきやきの たぬきをみれば」
私と信楽狸
信楽生まれの私は、たぬきについて50年余り関心を持っていませんでした。たぬきのイメージや表現のいろいろ?
たぬきと現代社会

日本人とたぬき文化とは?
大平正道 プロフィール
日本たぬき学会会長(前しがらき狸学会会長)
家具店店主、インテリアコーディネーター、福祉住環境コーディネーター
信楽公民館館長、
大学講師など多彩な顔をもつ。
その他、現在関わっている町づくり、ひとづくりのNPO理事が多数。
http://www.ztv.ne.jp/ann/ooatari/sigarakigakkai3.htm
【日本たぬき学会とは?】
「2001年4月1日「しがらき狸学会」を設立,タヌキに関して、サロン「狸座」の開催▽民話の収集、出版▽日本狸学会との連携で「全国たぬきフォーラム」の開催などを行ってます。
2008年11月8日から「たぬきの休日」として"たぬき休むでぃ!のイベントを展開するなどタヌキの置物で知られる町の活性化にも取り組んでいる。
2009年11月8日には日本たぬき学会と合併、機関紙「狸タイムズ」を発刊、狸を話題に全国180の狸をこよなく愛する会員と交流やタヌキ文化の研究を深めています。